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岡山 - 新倉敷2010年3月28日(日)14:40
時間順 料金順 乗り換え回数順
経路(出発時刻 → 到着時刻) アイコン 所要時間 料金 乗換数 利用する交通機関
経路114:10 → 14:36
26分 480円 0回

血出じ


デジタル化でテレビがうつらなくなっちゃったよ〜

総務省は民放各社、NHKと共謀し、地上波テレビ放送の総デジタル化を押し進めている。アナログ受信機テレビを見られなくなるのだ。
これはアナログ的なものを否定し、思考パターンを単純二元化するための、国民総デジタル化計画なのだ。
地上波総デジタル化が完了した次は教育改革である。小学算数の計算は全て二進法で行われるようになる。

テレビなんて嫌いだ。テレビなんてくだらないぜ。テレビが好きだって?
テレビはお前を愛してはくれないんだぜ。


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動物農場
ジョージ・オーウェル 著  高畠 文夫 訳
角川文庫

動物農場 / 象を射つ / 絞首刑 / 貧しいものの最期
Mar. 11. - 19. 2010 読了

“——昔の夢で放棄されたものはひとつもなかった。イギリスの緑の野が、人間の足によって踏まれなくなるという、メージャー爺さんの予言した動物共和国は、いまだにその到来が信じられていた。いつの日か必ずやってくるであろう。近い将来ではないかもしれない。今生きている動物たちが、みんな死んでしまった後かもしれない。しかし、それでも、やがては実現するはずなのだ。——”



私は共産主義が好きだ。
 などとうっかり書くと公安権力にマークされてしまいそうなので念のため。打倒すべき権力や資本家と斗うことよりも党派分裂と内部抗争に熱中して敗北したり、うっかり革命に成功しても労働者の偉大な指導者が労働者を弾圧するという不思議集団という意味で好きなのだ。
動物農場」はロシヤ革命を風刺して書かれたものだそうで、共産趣味者としてはニヤニヤと愉しく読むことができた。
 ただ、イギリス人であるオーウェルが西側の人間として共産主義批判をしたというわけではないようだ。頭のすげ替えがあるだけで最下層では何も変わらないというよくある話を、左右の別なく権力全般に対する皮肉たっぷりに書いているのだと思う。


ぜひオーウェルのもうひとつの代表作「1984年」と併せて、読めるうちに読むことをおすすめします。こういう物語をお茶の間でニヤニヤ読むことができる社会を維持するためにも。
 ロシヤ革命には民衆の支持があったし、ヒトラーは民主的な選挙で勝って権力を得たが、その後は死体の山を積んだという。世の中は不思議であふれているようだ。


あと、差別だ反モラルだと言葉狩り表現規制に熱心な方々も、貴方がたの理想とするユートピアの参考に「1984年」くらいは読んでみてはいかがでしょう。
 ……あ、言葉が狩られて語彙が減ってしまっているから長編なんて読めないか! 新語法を先取りしているのだものな。さすが。


言葉や文字(道具とかもね)それ自体に悪はなく、悪意を持って用いることに悪が生じると思っているんだけど、私は。


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